読了メモ

ゴールデンスランバー

わたしは平和主義者（笑）なので、ドキドキハラハラ追いかけっこ系はあんまり好きじゃないんですが、これはとても読み応えがありました。さすが本屋大賞。つーかこわかったーこわかったー。寝る前に読んでたら、自分が無実の罪で見知らぬ誰かに陥れられる夢をみて、起きたときこわすぎて泣いてたりしました（笑）。警察やマスコミや世間の人々を信じられなくなりそうです（笑）。日本はほんとにこんな国なんだろうか…そうかもなあ…。これからそうなっていくかもなあ…こわいこわい。ただ数日間逃げるっていうことをこれだけのボリュームでやってるんだからきっと主眼はそこなんだろうなと思いますが、最後はすっきりしたようなしないような。とてもよくできたお話だったけどぼんやりした何かが後に残るのは否めません。でも読み終わった後にどうだったのかなって考えたり自分で想像してみたりできることも読書のひとつの醍醐味なのかもしれません。本を読むと自分の世界が広がる気がして、やめられません。次は何読もうかなー。たいちゃんが新聞で言ってた「夢をかなえるゾウ」っていうやつ読んでみたいんだけどジャンルも何もよくわかんないので手を出すべきかどうか迷っています（笑）。